元素

元素

2021-01-01から1年間の記事一覧

ストロンチウム(Strontium)元素

原子番号:38元素記号:Sr元素名:ストロンチウム(Strontium)融点:777℃沸点:1377℃原子量:87.62概要: 銀白色の比較的柔らかい金属。燃えると赤色を発する。塩化ストロンチウムは、花火に使用される。代表的なストロンチウム鉱石は天青石(SrSO4)。 原子力…

ルビジウム(Rubidium)元素

融点が低く、溶けやすい。単体のルビジウム金属は銀白色をしており、反応性が高いアルカリ金属元素。水に触れると急激に水素が発生し、反応熱により爆発し、空気中でも自然発火する。暗赤色の炎色反応を示す。リチア雲母などの鉱石に不純物として含まれてい…

クリプトン(Krypton)元素

原子番号:36元素記号:Kr元素名:クリプトン(Krypton)融点:-156.6℃沸点:-153.4℃原子量:83.798概要: クリプトンは、反応性の乏しい不活性な希ガス。空気中に約1.14ppmほど存在する。クリプトンは熱を伝えにくいため、電球に封入される。アルゴンに比べて…

臭素(Bromine)

原子番号:35 元素記号:Br 元素名:臭素(Bromine) 融点:-7.2℃ 沸点:58.8℃ 原子量:79.904 概要: 強い刺激臭のする元素。非金属元素の中で唯一常温常圧で液体で存在する。海水や臭銀鉱などから得られる。猛毒のびらん性揮発剤で皮膚についたりすると危険…

セレン(Seleniumu)元素

反応性が高い元素。光を照射すると電気の伝導性が急激に向上する。この性質を利用し、コピー機の感光ドラムやカメラの露出計、ガラスの着色剤に用いられる。毒性があることから、現在では別の物質に置き換えれれている。 セレンは硫黄化合物として産出するこ…

ヒ素(Arsenic)

ヒ素(As)は硫化物として自然界に存在する元素。常圧で、昇華(個体から液体にならずに直接気体に変化する)する。人体に有毒である一方で、ヒ素は急性前骨髄球性白血病の治療薬として効果を示す。 産業用としては、ガリウムとの化合物は赤外線発光ダイオード…

ゲルマニウム(Gerumanium)元素

青みをかかった銀色の金属。亜鉛や銅を精製した時の副産物として得られる。 初期のトランジスタやダイオードなどの半導体材料として用いられた。現在は、屈折率を変化させるための光ファイバーなどに用いられ、光学関連の材料としてレンズなどにも使用される…

ガリウム(Ga)元素

原子番号:31元素記号:Ga元素名:ガリウム(Gallium)融点:29.765℃沸点:2229℃原子量:69.723概要: 青みを帯びた銀白色の金属。主に半導体材料として使用される。窒化ガリウムは青色発光ダイオードの原料となる。融点が低い一方、沸点が高いため、高温用の…

亜鉛(Zinc)元素

原子番号:30元素記号:Zn元素名:亜鉛(Zinc)融点:419.53℃沸点:907℃原子量:65.409概要: 亜鉛は青みを帯びた銀白色の金属。3000年ほど前から銅との合金である真鍮として利用されてきた。また、鉄に亜鉛をメッキしたトタンは、亜鉛の表面が錆びて膜状にな…

銅(Cu)

5000年前には、銅にすずを混ぜた青銅により、刀や鏡などが作られた。銅は比較的安価であるため、鉄・アルミニウムについで多く消費される金属であり、熱伝導と、電気伝導に優れることから電線や電気回路などに使用されている。また、銅と亜鉛の合金である真…

ニッケル(Nickel)

銀白色で硬い金属、加工が容易で耐食性に優れる。常温で安定であることから、メッキなど合成素材として使用される。特に、ニッケルとクロムの合金(ステンレス鋼)、銅とニッケルの合金(白銅:50円玉、100円玉などに使用)などに応用される。 鉄とニッケル…

コバルト(Cobalt)

原子番号:27元素記号:Co元素名:コバルト(Cobalt)融点:1495℃沸点:2927℃原子量:58.933概要: コバルトは銀白色の安定な金属。単体ではほとんど存在をせず、コバルトを含む鉱石(輝コバルト鉱 CoAsSなど)として存在する。強磁性体であることから、磁石の…